歪んだ器
陶芸をしてると
上手くいかない歪んだものがたまに出来る
土から生まれ出たものはその時の気持ち、技術が正直に出る
魂込めて一生懸命作って歪んだものは美しいんじゃないか
心がなく、ただ上手く作ったものは美しいか
造形で言うところの美しさと
心に沁みる美しさは違うんじゃないか
そんなものをアジと言うんだろうな
人間は完璧な人はいない
失敗はつきもの
歪んだ器にそんな人間くささを感じるんだろうな
綺麗に整ってなくても良いじゃないか
ありのままを肯定して
アジのある美しさがあれば良いじゃないか
と陶芸をしてて思いました。